Aki's ROOM "domo all" 

DOMO 秋津 PC関係 車の話 ジーンズ 健康ネタ いろいろ 掲示板 LINK

デニム・ジーンズ用語 ら行

ライン8 (エイト) リーバイスのジーンズで製造工程の手間を省いて大量生産していたラインの事。いわゆる廉価版に近いものがある。ここで作られた製品にはオレンジタブが付けられる。
ライン7 (セブン) リーバイスのジーンズで基本的に1本針縫製で縫い上げる、スタンダードな製品ライン。ここで作られた製品にはレッドタブが付けられる。
力織機
(りきしょっき)
27インチ幅の生地を一日に約一反しか織れないらしい。生地は織り上がりが不均一でムラがあり独特のデコボコ感がある。作業効率が悪いが昔のタイプのジーンズを作るのには必要な機械。
リジッド 未洗い糊付きの事。ノンウォッシュと言ったりもする。あんまりいじくっていると手が青くなったりする。糊を落とさずに穿くと生地が傷むので注意してほしい。
立体裁断 人型のダミーを使って生地を裁断、縫製する方法。ドレーピングとも言う。ジーンズの場合はほとんどの物が平面裁断である。一部、立体裁断の物も存在しているがあまり評判は良くないようだ。
リネンパッチ リネンとは亜麻の茎から作った繊維で麻の一種。Levi's 201や、Redloopシリーズの白い布パッチはこれで出来ている。ちょっとズレるがランジェリーの語源はリネンだとか。
リベット ポケットの隅の補強の為に打ちつけてある金具。このアイデアでLevi'sは1873年に特許を取った。凸になっているタイプと、頭が尖っていないタイプがある。
リーバイス・レッド
(Levi's RED)
これはLevi'sの優秀なデザイナーをかき集めて結成したプロジェクトで、オシャレさんを対象にしたデザイナー系のような感覚のシリーズになる。違う世界に住む人用という感じなので粗野感を求める人には向かない。最初はレッドタブと間違えてしまう事が多いと思う。非常に紛らわしい。
リンス 店頭に並んでいる新品の状態表示の一つ。ワンウォッシュの更に上を行く洗濯回数で糊を落としきってある。まあリンスもワンウォッシュもやっている作業自体は同じもの。
レイジーS Lee ジーンズのヒップポケットにある飾りステッチのデザインの事。デザインは馬やブル(猛牛)が跳ねている形を模したといわれる説と、ロングホーン種の馬が時々見せる口元の形というものがある。「ホースマウス」という別名がある事から後者のほうと考えたほうが良いかもしれない。
レギュラー 私の考えでは、店頭に並んでいる商品で復刻版と廉価版を除いた物の事。そのメーカーがカタログを出している場合はカタログに載っている商品。
レザー
(Leather)
革の事。ジーンズの場合はウエストラインにあるパッチ (ラベル) に革が使われる事が多い。牛革や鹿革など。
レッドタブ
(RED TAB)
Levi'sの偽物と区別するために考案され1936年9月1日から採用された。ヒップポケットに取り付けられる赤いリボンの事で登録商標になっている。驚く事に取り付け位置まで登録されているという。(R)だけの物もある。
レプリカジーンズ 他社の手により作られたLEVI'S 501XXを模したジーンズ。厳密に言うとLevi's製であっても復刻版はレプリカの仲間になるのだが、レプリカブランドの物だけを指して言うのが一般的。Levi'sは真似事に敏感なので、トラブルになりそうな点は真似していない。
レングス
(LENGTH)
股下の事。表から見える部分に書かれる場合はインチ表記が多い。日本だと「長めの物を買ってもらって裾上げしてもらう」のが商売の基本。1996年頃はリーバイスの一部の型番、501、507、508、w515、w519などでレングス毎に揃えていた事があったがすぐに取りやめになってしまった。日本人は5ミリの差にこだわるのでレングスを揃えても商売にならないのだ。外国の場合は、1インチ刻みでレングスを揃えている。
レンチ・プルーフ
(WRENCH PROOF)
力織機で織ったデニムジーンズは穿いて洗ってを繰り返していくうちにねじれてしまうので、あらかじめその事を計算に入れて、製品シルエットが将来ねじれるのと逆の方向にねじった状態で仕上がるように生地をカッティングする技術。何度か洗うとねじれが相殺されて真っ直ぐになると言う。ビッグジョン社が特許を取得している技術であり、同社の高品質ラインである"BIG JOHN RARE"で使用されている。ちなみにプルーフの本来の意味は酒のアルコール含有量の単位。
ロット
(Lot.)
製品の固有番号(型番)の事。番号でシルエットが決まっている。ジャパンジーンズはレングスが揃っていない代わりに、種類が豊富。今でこそある程度絞られるようになったが、しばらく前は「この型とこの型、どこが違うんだ?」と思えるようなものもたくさんあった。
ローライズ 股上が浅い物の事を言う。ウエストラインの位置が低く、恥骨でロックするのでおなかが窮屈にならないというメリットがある。股上が10数cmしか無い、はたして衣服として機能するのだろうかと、疑いたくなるような物も存在する。
ロールアップ 裾を折り返してまくり上げて穿く事。一時期みんなやっていた穿き方。裏地が見えて表地との色の差が出るので目の錯覚により短足に見える。それでもやる場合は折り返し幅10cm〜15cmあるのが理想。「ちょっと長いからまくっている」程度ならまくらずに穿いたほうが見場が良い。

デニム・ジーンズ用語 目次へ ジーンズ用語 ラ行 先頭へ