巻き縫い | かなりの強度があると言われる縫製法。2本針縫製で仕上げる。生地の合わせ目を折り返して縫うので、4枚分の厚さに針を通す事になる。ジーンズならインサイドシームが巻き縫いである事が多い。 |
右綾デニム (みぎあや) |
現在主流の綾織デニム。ゴワゴワ感が強くて頑丈。右綾で軟らかいデニムを織るのも物理的には可能なのだが、実在し、販売しているという話を私は聞いた事が無い。 |
ムラ糸 | 1本1本の糸の太さが不均一でバラバラの物。昔は技術が未発達で糸の太さを揃える事が出来なかった。今の復刻モデルの場合は「あえて」糸の太さを揃えないようにしている。これを縦糸として使用するジーンズは縦落ち感が出やすいと言われる。 |
綿糸 (めんし) |
強度に少々問題があるので現代ではスパン糸のほうが重用される。皮脂などに弱く、使い込んでいくうちにだんだん解れたり、切れたりする。それを「味」と解釈できる人は良いが、何事にも「強度強度」と言う人には向かない。 |
モーニングカット | 裾のもたつきを解消するためにとられる裾上げ方法。裾の前半分を若干(1〜1.5cm)短めにして裾上げをする。折り返し部分が特殊な形になるので本縫いで行うのが一般的。専門家ならできる「はず」の技術。できない職人は腕が良いとは言えない。 |
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